木屋町バー巡り完全マップ!おしゃれ空間でのみ比べ体験
京都の夜を彩る木屋町は、実は知る人ぞ知るバー天国なのをご存知でしょうか。高瀬川に沿って立ち並ぶ洗練された空間では、地元の方から観光客まで、様々な人々が思い思いの時間を過ごしています。
歴史ある町並みと現代的なバーカルチャーが絶妙に融合した木屋町では、本格的なウイスキーを楽しめる隠れ家的名店から、創作カクテルが自慢のスタイリッシュなバーまで、あらゆるタイプの飲み処が揃っています。
しかし、数多くのバーが立ち並ぶこのエリアで、本当に満足できる一軒を見つけるのは簡単ではありません。「初めてだとどこに入ればいいのか分からない」「せっかくなら複数のバーを効率よく巡りたい」というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は京都在住10年以上、月に何度も木屋町のバーを訪れている筆者が、厳選したおすすめバーと効率的な巡り方をご紹介します。価格帯や雰囲気、オリジナルカクテルなど様々な視点からピックアップした情報は、木屋町バー初心者から通の方まで、きっと新たな発見があるはずです。
木屋町の夜を最大限に楽しむための完全ガイド、ぜひ最後までお付き合いください。
1. 京都通も絶賛!木屋町の隠れ家バー10選と究極の飲み比べルート
古都の夜を彩る木屋町エリアは、京都の洗練された夜の顔として多くの人を魅了しています。高瀬川に沿って並ぶバーは、地元民から観光客まで幅広い層に人気を集める隠れた宝石箱。今回は京都通も足繁く通う木屋町の厳選バー10店と、効率よく回れる飲み比べルートをご紹介します。
まず外せないのが、高瀬川沿いの「Bar K6(ケーシックス)」。古民家を改装した趣ある空間で、バーテンダーの腕前は京都屈指。季節の食材を活かしたオリジナルカクテルは絶品です。特に「京都の夕暮れ」と名付けられた柚子とウイスキーのカクテルは、多くのファンを持つ名品。
続いて、細い路地を入った「Bar Rocking Chair」は、ジャズが流れる落ち着いた雰囲気が魅力。100種類以上のウイスキーが並ぶバックバーは圧巻で、初心者向けの飲み比べセットも用意されています。
「L’Escamoteur(レスカモトゥール)」は、マジシャンが営むという異色のバー。カクテル提供時の演出も素晴らしく、SNS映えするドリンクで若い世代に大人気です。
「Bar Bunkyu」は日本酒とウイスキーに特化した大人の隠れ家。酒器にもこだわり、季節ごとに変わる酒肴とのペアリングは必見です。
「Keith Bar」は英国調のクラシカルな内装が特徴。ジンの種類が豊富で、バーテンダーの知識も深く、初めての方でも気軽に質問できる雰囲気が魅力です。
「Bar Calvador」はアップルブランデーを中心としたフルーツカクテルが評判。女性一人でも入りやすい明るい雰囲気づくりに成功しています。
「独酌 三四郎」は日本酒バーながらカクテルベースの日本酒ドリンクを提供。地元の酒蔵とコラボした限定酒も楽しめます。
「Bar Cordon Noir」はチョコレートとお酒のペアリングが楽しめる専門店。デザート感覚で楽しめるカクテルは女子会にもおすすめです。
「Cafe La Siesta」は昼はカフェ、夜はバーとして営業。スペイン産シェリー酒の品揃えは京都一と言われています。
最後に「Bar Nokishita 36.5」は、地下にあるため観光客にはあまり知られていない穴場。バーテンダーとの会話を楽しみながら、その日の気分に合わせたカクテルを提案してもらえます。
これら10店を効率よく回るなら、高瀬川北側の「Bar K6」からスタートし、南下しながら「Keith Bar」「Bar Calvador」と進み、二条通を西に向かって「独酌 三四郎」「L’Escamoteur」を訪問。その後、先斗町方面に移動して「Bar Rocking Chair」「Bar Bunkyu」を楽しみ、最後に木屋町通に戻って「Cafe La Siesta」「Bar Cordon Noir」で締めくくるルートがおすすめです。バーの雰囲気を味わいながら、京都ならではの洗練された夜を満喫してください。
2. プロが教える木屋町バー攻略法|初心者でも楽しめる厳選カウンター席と絶品カクテル
木屋町エリアは京都を代表する歓楽街であり、高瀬川に沿って約1キロにわたり数多くのバーが軒を連ねています。初めて訪れる方にとっては「どのお店に入るべきか」という悩みがつきものです。そこで現役バーテンダーとして10年以上この地で活動してきた経験から、初心者でも安心して楽しめる木屋町バー攻略法をお伝えします。
まず重視すべきは「カウンター席の雰囲気」です。バーの真髄はバーテンダーとの会話にあります。特におすすめは「Bar Rocking Chair」のカウンター席。L字型のカウンターは他のお客さんとの距離感も程よく、初心者でも緊張せずに過ごせるよう設計されています。また「Bar K Kyoto」は店内が広めで、カウンター席でもゆったりとした空間を確保。バーテンダーが親身になって好みを聞いてくれるので、「何を飲めばいいかわからない」という方も安心です。
次に「カクテルの選び方」ですが、初めてのバーではぜひ「バーテンダーズチョイス」をオーダーしてみましょう。あなたの好みを聞いた上で、その日の気分やバーの特徴を活かしたカクテルを提案してくれます。特に「L’EscaMoteur」では、バーテンダーが目の前でパフォーマンスを交えながら作るオリジナルカクテルは絶品。また「Bar Corvette」の季節のフルーツを使ったカクテルは、お酒が苦手な方でも楽しめる一品です。
予算面では、多くの木屋町バーでは席料として1,000円〜2,000円程度、カクテル1杯1,200円〜2,000円が相場です。しかし「Japonica Bar」のように席料なしで気軽に立ち寄れるお店もあります。初心者におすすめの時間帯は平日の19時〜21時頃。まだ混雑していない時間帯にバーテンダーとゆっくり会話しながら、おすすめのカクテルについて相談できます。
最後に木屋町バー巡りの極意として、「一晩に2〜3軒」を目安にするのがベスト。各バーで異なる雰囲気と味わいを比較する楽しさがあります。四条通から鴨川に向かって南下するルートがおすすめで、まず「Bar Agit」でクラシックカクテルを1杯、次に「NOKISHITA711」でオリジナルカクテルを味わい、締めくくりに「Bar High Five Kyoto」で食事とともにシグネチャーカクテルを楽しむという流れが理想的です。
木屋町のバーは単なる「飲む場所」ではなく、バーテンダーの技術と人柄、空間の雰囲気を含めた総合的な「体験」を提供してくれます。この攻略法を参考に、ぜひあなただけの木屋町バー巡りを満喫してください。
3. 一度は行きたい木屋町の名店バー|予算別おすすめと写真映えする店内の秘密
木屋町の名店バーには、それぞれに魅力的な個性があります。予算や好みに合わせて選べる名店を厳選してご紹介します。まず予算5,000円以下で楽しめるのが「Bar K」。京都の町家を改装した落ち着いた空間で、季節のフルーツを使ったカクテルが人気です。バーテンダーとの会話も楽しめる8席のカウンター席は、初めての方でも緊張せずに過ごせるアットホームな雰囲気。壁に飾られたジャズのレコードジャケットが写真映えするスポットになっています。
予算8,000円前後なら「Bar Rocking Chair」がおすすめ。100種類以上のウイスキーを取り揃え、専門知識豊富なバーテンダーが好みに合わせた一杯を提案してくれます。天井まで届く巨大なバックバーの酒棚は圧巻で、SNS投稿に最適な撮影スポット。シグネチャーカクテル「京の雫」は、京都産の柚子と山椒を使った香り高い一品で、店の看板メニューです。
特別な日には「The Old Station」へ。予算は10,000円以上となりますが、その価値は十分。元々駅舎だった建物を利用した内装は、アンティーク家具と現代的なデザインが融合した独特の世界観。バーテンダーが目の前で披露するフレアは必見で、炎を使ったカクテル「ファイヤーウォーク」作りの様子は動画撮影に最適です。希少なヴィンテージボトルも多数揃っており、コレクターも唸る品揃え。
どのバーも照明にこだわりがあり、グラスや液体の色合いを美しく見せる工夫がされています。カウンター席からの眺めがもっとも写真映えするので、予約の際はカウンター席をリクエストするのがポイント。また、多くの店で季節限定のカクテルメニューを用意しているので、訪れる時期によって異なる楽しみ方ができるのも木屋町バーの魅力です。初めての訪問なら、各店のシグネチャーカクテルを注文すれば、そのバーの個性を一番感じられるでしょう。